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先端技術を活かした新しいスタンダードが、
住まいの未来を創る。

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  • 2018年2月 9日

昨今、ビッグデータ解析やAI(人工知能)などの先端技術が話題だ。不動産業界でも不動産テックが勃興しつつある。不動産とテクノロジーの掛け合わせによってどんな変化がもたらされるか、業界内外から注目が集まる。そんな中、リクルート住まいカンパニーで新人ながら先端テクノロジーを活用した4案件の開発に貢献し2016年度通期新人賞を受賞したのが佐古龍さん(ネットビジネス統括本部 IT戦略統括部 横断企画・開発グループ)だ。佐古さんに入社動機からこれまでの遍歴と今後の展望についてインタビューをした。

先端技術を活かした新しいスタンダードが、住まいの未来を創る

Q.なぜ、リクルートに入社したのですか?

入社を決めた主な理由は2つ。ひとつは、高専から大学に編入した経歴なのですが、学生時代に身に着けたエンジニアリングやデータ解析の経験や強みが生かせそうだと感じたこと。もうひとつは、リクルートなら自分が技術面だけでなく、事業づくりに携わり貢献できる可能性が高いと考えたからです。人の生活に密着した事業を行っている会社に興味をもっていたのと、リクルートなら世の中を動かせる影響範囲も大きいだろうという期待もありました。技術的なスキルを武器にモノを作り、事業に還元していきたいと思っていた僕にとって、若くして裁量権を持ち、やりたいことを実現しているロールモデルとなる先輩社員の存在も決め手でした。

カスタマーとクライアントの相互を歩み寄らせる技術開発で壁を越える

Q.入社後の仕事の進め方は、自分のイメージ通りにできましたか?

当初、任されたのは、最先端のテクノロジーと既存事業を結び付けるプロダクトの企画・開発です。学生時代にバイトをしていたスタートアップ企業の場合、一機能を開発することは簡単なジャッジで行われていました。リクルートでは、システム的にも機能的にも何かを足すとか、変えることの影響範囲が大きく、会議での起案や承認などステップを踏んだ上で精査しないと開発に着手できないという壁を感じました。自分が正しいと思っていても、なかなか形にしにくいというようなジレンマです。最初にこの壁の突破口になったのが、半年かけて、サービスの起案からリリースまでをやりきったARを用いたアプリ「かざスーモ(情報誌アプリ)」https://www.youtube.com/watch?v=uOROEtRRCzU&feature=youtu.be の開発でした。このサービスは新築マンションの情報誌に、AR技術を加え、誌面以上の情報をみれるようにするもの。カスタマーはより多くの情報を得ることができ、クライアント側は物件見学前に検討者の物件理解を深めてもらうことが可能になります。カスタマーとクライアントの相互を技術で歩み寄らせることで事業貢献ができたと思います。この取組みが知見となり、今のプロジェクトの進め方のベースになりました。その後、自身の経験値アップと組織の開発環境の改善も後押しとなり、テクノロジーを活用して、事業開発をすることが実現しやすくなりました。


強い自社サービスと外部技術との連携で、価値あるプロダクトの実現を加速する

Q.2年目の今年は、どんな仕事にトライしていますか?

新しいテクノロジーを軸に、外部企業との事業提携・事業開発を担当しています。リクルートは、既存事業の強みを生かしつつ、国内外の様々なスタートアップやテックカンパニーと連携することで、既存事業を大きくスピード感もって拡大していけると考えています。私がプロジェクトリーダーという役割で、担当役員と摺合せながら、進めても良さそうな案件については、案件ごと任せてもらい、SUUMOのサービスの事業責任者(プロデューサー)などと連携しながら進めています。具体的には事業提携案件の創出から、事業計画づくり、法務的確認、場合によっては投資までを各担当のスペシャリストと協働しながら、プロジェクトリーダーとして推進しています。先日『SUUMO 注文住宅』で展開したVR企画(https://suumo.jp/tokushu/360living/)※などがそれにあたります。オンラインで1邸まるごとウォークスルー見学ができるものですが、米国の Matterport 社(マーターポート)が提供する 3D スキャンカメラで、1邸分の空間データを撮影し、高解像度の立体画像を作成。VRスコープなどは使用せずに、まるで物件内を歩いて見学しているかのように、室内をあらゆる角度から閲覧できるのが特長です。他にも、まだ詳しく公表はできませんが、並行して国内外いくつかのスタートアップとの事業提携案件も進めています。
※閲覧期限は2018年6月30日まで


未来に起こりうる変化を予測し、本質を追求し続けている

Q.現在、挑戦していることを教えてください。

住宅領域において、本質的な変化を作りたいと思ってます。世の中の変化の速さを考えると、ユーザーの住まい探し体験の劇的な進化の可能性を感じています。例えば、数年後にはユーザーがモデルルームや物件見学に行かずともVRなどにより写真よりもはるかに多い情報量で検討することができるようになると思います。そうした新しい世界観を実現するのは、大企業よりもスタートアップのケースが多いと感じる面もありますが、大企業のリソースと、スタートアップの強みを組み合わせることで、より早く大きく世の中を変えていくことができるのではないかと。私はリクルートの強みとスタートアップの強みを生かして、世の中にインパクトを与えていきたい。そのために海外を含め最先端のテクノロジーを探し出すべく、日々情報収集をしては、アプローチしていくということを繰り返しています。方向性や進み方は間違っていないと思ってます、あとは結果を出せるかどうかなんです。

Q.最後に、リクルート住まいカンパニーはどんな人に向いている会社だと思いますか?

リクルート住まいカンパニーを目指すなら、サービスやプロダクトをつくるというより、事業をつくることを学びたいという志向があったほうが良いと思います。企画職に必要なのは、そこそこの地頭と圧倒的な推進力。会社の規模も大きいので、アイデアだけでなく、関係者を巻き込みながら粘り強く推進していくことも求められる環境です。次に、上の判断がどうであれ、疑問があればひるまずに本音で語りあえる調整力。常に本質を見極めていけば、結果がついてくる。実現したいことは叶う、そういう会社です。僕自身もそう考えて仕事に向き合っています。



佐古龍

2016年4月新卒入社
ネットビジネス統括本部 IT戦略統括部 横断企画・開発グループ
新卒1年目で情報誌にスマホをかざし、様々な情報を見ることができるAR (※1)アプリ「かざスーモ(情報誌アプリ)」の立案から開発、リリースまでプロデュース。先端テクノロジーを活用した4案件の開発に貢献し、2016年通期新人賞を受賞。2017年4月より新テクノロジー企画推進プロジェクトリーダーへ。現在、画像で部屋を決めるという文化をなくし、どこにいても住宅内見が簡単にできるようになる未来を描き、国内外の先端技術獲得に向け奔走している。(※1)Augmented Realityの略。拡張現実