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お酒を飲みながらデュアルライフについてブレストしようよ
~SUUMOが「デュアラーを面白がる会」開催~

  • 住まいトレンド
  • 2019年7月26日

昨年末、2019年住まいのトレンド予測として、都会と田舎での2つの生活を楽しむ人(=デュアラー)が今後増えていくという内容をSUUMOから発表しました。デュアラーは、その後テレビをはじめ、多くのメディアにも取り上げていただき、新たな住まい方として広がる兆しを見せています。

6/25(火)には、『デュアラーを面白がる会』を「面白がる会」と共同で開催。デュアルライフを実践している人、検討中・興味がある人、不動産関係者としてデュアラーに関心ある人などが集まり、デュアルライフについての課題とその課題の解決策のアイデア出しを、お酒を飲みながらワイワイみんなで考えてみました。

※「デュアラー」都心と田舎の2つの生活=デュアルライフ(2拠点生活)を楽しむ人たち


デュアラーを“ポジティブに”、面白がる!

今回の参加者は52名。「デュアルライフができたらいいなぁ」と憧れたり、検討している層が約半数。具体的に田舎に拠点を持って二拠点生活をしているデュアルライフ実践者が3割。その他、デュアルライフに関心が高い不動産関係者という顔ぶれでした。

「面白がる会は、 課題解決型アイデア出し“飲み会”。まずは乾杯しましょう」と主催者の唐品知浩さんによる乾杯からスタート!

「『面白がる会』は、難しい課題に対して、自分ごととしてとらえ、今までの慣例や 常識にとらわれず、こうだったらいいなというアイデアを参加者でブレストする会です。頭を柔らかく。大事なのは“面白がる人になろう”です」

(1)意見を否定しない

(2)難しい言葉・業界用語を使わない

(3)偉そうにしない

(4)思いついたアイデアをどんどん発表

をルールとして、ビジネスシーンの上下関係や立場とは関係なく、意見を出し合い、みんなが面白がりながら、ポジティブに課題と解決法をブレストしていきましょう!と説明がありました。

続いて、SUUMO副編集長の笠松美香さんから、デュアラーが増えている背景や現状についてレクチャーがあった後、いよいよブレストがスタートしました。

まずは、乾杯で「デュアラーを面白がる会」がスタート

唐品さんと、笠松さんの話に真剣に耳を傾ける参加者の皆さん


働き方やお金、ゴミ出しや草刈りまで、課題は大小さまざま

ブレスト第一弾は「デュアラーにまつわる課題の洗い出し」がテーマ。

「いいなぁと思っているけれど、踏み出せない」という憧れ層からは、「お金が続かなそう」、「仕事面でリモートワークが可能になったら、もっと具体的になるのに」と、漠然とした不安が多く聞かれました。

一方、デュアルライフ実践者からは「ゴミが曜日限定での回収なので、毎回東京に持って帰るのが負担」、「夏場は雑草がすごくて、のんびりするつもりが草刈り作業で半日使う」、「移動の交通費はばかにならない」など、リアルな悩みが続々。また、デュアラーや移住者に関心が高い企業関係者からは、「女性は比較的地元のコミュニティにすんなりなじめるけど、男性は一部の人をのぞいて難しい感じがします」など、俯瞰した感想も聞かれました。

第一弾のブレストタイムが終わると話題となった内容をグループごとに発表。
初対面の相手、短時間のブレストにもかかわらず、みなさん、よどみなく発表していきます。

(1)「デュアルライフの場所選定問題」そもそもどこに住むのがいいのか分からない

(2)「お金問題」住居費、移動費用、生活費などコスト面

(3)「建物の維持・管理」冬の凍結などの対策、草、ゴミ

(4)「コミュニティ」地元に馴染めるきっかけがつかみづらい

(5)「子どもの教育問題」学校休めない、塾がある、などで行ききづらい

(6)「家族の合意問題」家族の賛同が得られない?!

(7)「受け入れ側問題」空き家のオーナーや、地方自治体がニ拠点居住検討者に対しもっとWELCOME体制にできないか?

(8)「仕事問題」田舎で仕事できるの? そもそもあるの?

など、大きなハードルから小さいけれどリアルな課題まで、いろいろな視点からの課題が発表されました。

デュアルライフの課題について白熱する話し合い

各テーブルから多くの課題が発表された


十人十色のデュアラーアイデア続々と生まれる

課題出しが終わったら、第二弾のブレストは課題解消のためのアイデア出し。お酒も入り、かなり打ち解けた雰囲気の中、アイデアがどんどん沸いていきます。ある女性のみのテーブルでは、書記係がフリップ芸のように、次々ボードで記載していくほど大盛り上がり。一方、各企業の部長クラス(?)のような雰囲気のテーブルでは、経済活動、市場価値についてまで言及されたりと、グループのごとに個性も生まれてきました。

白熱したブレストタイムの後は、生まれたアイデアの発表の時間。
キャッチーなアイデアが各グループから発表されました。

●デュアラーに力を入れている自治体から成る「デュアラー特区」を作り、特区に集まった人からデュアラー税を徴収し、デュアラー専用ごみ袋を作り、ごみ問題を解消する。

●新幹線の自由席に乗り放題の「定額新幹線乗り放題プラン」を作り、交通費の負担を軽減する。

●「各拠点をみんなでシェア」。例えば、「10人で10軒をシェア」すれば二居住どころかマルチ居住が可能になる。

●「草刈りフェス」などのイベント。コミュニティに入るきっかけと田舎の高齢者が困っていることを掛け合わせた一石二鳥のイベントの開催。

●ホステルなどを使用する人向けの「デュアラー向け貸しロッカー」。

●「スキルマッチング」自分のスキルを田舎暮らしで活かし、田舎で仕事をした代わりに家を無料で借りられる制度。

「ゴミ出しをマッチングアプリでできるような仕組みを作る」、「ドローンでゴミ出しをする」など、今どき機能で、ゴミ問題を解消
など、自由な発想から様々なアイデアが多く生まれました。

今回の面白がる会の2時間半は大盛り上がりのうちに終了。
最後には、「このアイデアはみんなのもの。誰が実現してもかまいません」と唐品さんが締めくくり、お開きに。最後は話したりないのか、立ち話をしたり、名刺交換をしたり。この面白がる会をきかっけに、すでに参加者同士で、コラボレーション企画の検討が始まる動きもあり、デュアルライフを実施しやすくする新サービス誕生も期待できそうです。

地方での関係人口創出につながる取り組みとして、2019年のトレンド予測として発表したキーワード「デュアラー」。

都会と田舎での2つの生活をする人が増えることで、地方の空き家活用や、地域活動に関わる人の増加、地域活性化を目指し、今後もリクルート住まいカンパニーでは、SUUMO内での実践者の紹介記事掲載やリアルイベントの実施、マスメディアを通じた紹介を通じてデュアラーの認知を促進する一方、自治体や不動産事業者とも連携しさらなる普及を目指して活動していく予定です。

キャッチーな課題解決のアイデアが発表され、笑いが起きる場面も