ホーム>Sumai for Smile>「職住融合」 テレワークを前提とした家選びや街選びの潮流が!

SUUMOが注目する 住まいの兆し

2020
TREND!

テレワークを前提とした
家選びや街選びの潮流が!
職住融合

働き方改革によるテレワークの浸透により、働く場所が多様化しています。

その流れから、自宅の間取りの一部をオフィス仕様にする「家なかオフィス化」や、
街の中のコワーキングで仕事する「街なかオフィス化」が生まれています。
さらに、職住の距離の制約が薄まる中で、
職場に縛られない「街選びの自由化」が進む兆しもみえています。

「職住融合」が進む背景

現在、労働人口の約16%がテレワークを実施しており、潜在的には約42%の実施者を見込んでいます。
また、実施者は年々増加している傾向にあり、東京2020オリンピックパラリンピックにむけて政府もテレワークの推進を進めていることから、ますます広がりを見せる見込みです。
そんな中で、テレワークをきっかけに住まいを変化させている人が増加中。室内にワークスペースを取り入れる人や、ワークスペースを室内や共用部に取り入れた物件も続々と登場しています。
また、テレワークの導入により職住近接から解放され、都心から郊外へ引越しする動きもでてきており、郊外の街も変化し始めています。

TOPIC1テレワーク活用による住まいの変化・意向

テレワークをきっかけに、
70%の方は自宅を仕事に適した環境を整えている

自宅内で工夫したことで一番多かったのは、「仕事の資料、PC等の置き場、収納スペースを作った」だったが、「部屋の一角に仕事用のスペースを作った」も多かった

TOPIC2住まいを快適にするワークスペース事例

1快適なワークスペースを自ら自宅に作る動き

リビング内にワークスペースを設置

リビングの一角にガラス張りの小部屋を施工

お手軽DIYアイデア 必要費用15000円~ 広いリビングをパーテーションで仕切って、ワークスペースにすることも可能 提供:株式会社リビタ

リビングの壁面に専用ワークデスクを設置

お手軽DIYアイデア 必要費用約8000円~ ホームセンターでジャストサイズに加工したテーブル板に伸縮式の脚をつけて、デッドスペースに最適化したテーブルを造作提供:株式会社リビタ

来客対応しやすいワークスペース

玄関から直接つながるワークスペースで仕事での来客対応にも対応

提供:株式会社ブルースタジオ

狭小空間をワークスペース化

納戸スペースをワークスペースに変更

提供:リノべる株式会社

2快適なワークスペースを事業者が提案する動き

新築マンション

プチ書斎プラン

リビング脇の納戸スペースにファミリーライブラリーを設置

提供:野村不動産株式会社「プラウド西葛西」

賃貸

団地リノベーションプラン

個室を撤去して、ワークもできる多目的スペースを設置

提供:UR都市機構「相生山団地」

テレワークを快適にするプラン

ワークスペースをリビング内に確保

提供:積和不動産株式会社「オルソ東新宿」

注文住宅

パパママ個室プラン

主寝室のウォークインクローゼットの先に、パパ・ママ専用の書斎を設置

提供:セキスイハイム

3共有部のワークスペースも進化新築マンションだけでなく賃貸でも

新築マンションのワークスペースも進化

提供:海老名ザ・レジデンス
プラウドシティ東雲キャナルマークス

WIFI環境はもちろん、ディスプレイやコピー機を設置しているワークスペースもある。ブースで仕切られたタイプからライブラリータイプなど形式も多様化

ワークスペースつき賃貸アパート

利用者の声 週1でテレワークを利用。ワークスペースがあることが決め手になり、この物件を選びました。(29歳 シングル男性)提供:Tote 駒沢公園

共用部としてワークスペースを取り入れる賃貸物件も増えている
相場より少し高めの家賃でも空室なしの人気ぶり

職住一体の新築マンション

提供:THE HIGH HORIE

日本初のキーシステムで住民以外にも時限キーを発行し、共用部やSOHOフロア(2~4階)専有部への来客管理が可能に。クローズな打合せが可能なミーティングルームも設置

シェアオフィス付き賃貸住宅

利用者の声 週2~3で利用。駅近のシェアオフィスは数多くあるが、住宅街にあるのは珍しく、保育園も近くて便利。(30代 ファミリー男性)提供:Tote 駒沢公園

住宅地の中にある駒沢公園隣接のシェアオフィス。上層階にはSOHO利用も可能な賃貸住宅を併設

TOPIC3 テレワークきっかけでの引越し意向

テレワークきっかけでの引っ越しを
実施・検討・希望している人は約5割!

Qテレワークをきっかけに引っ越しをしましたか?

テレワーク実施者 引っ越しを実施した 10% 前向きに引っ越しを検討し始めている 27% 検討していないが引っ越ししてみたい 15% 引っ越しはしない 47% 引っ越し実施/検討/希望者53%出典:リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態調査」

Qテレワークが導入/促進された場合、通勤時間がどの程度長くなっても引っ越しを検討しますか?

テレワーク実施者 60分以上 13% 30~60分 30% 10~30分 6% ~10分 8% 通勤時間が長くなるなら検討しない 43% 通勤時間が長くなることを許容 57%出典:リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態調査」

Q引っ越しの際の街選びの重視項目比較

一般的な重視項目ベスト5 第1位:どこにいくにも電車・バス移動が便利 30% 第2位:車や交通機関があれば日常のものはひととおり揃う 28% 第3位:歩く範囲で日常のものはひととおり揃う 26% 第4位:職場など決まった場所にいくなら電車・バス移動が便利 24% 第5位:デパートや大規模商業施設がある 23%出典:リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態調査」
テレワーカーの重視項目と一般的な割合との差分が大きいベスト5 第1位:物価が安い 差分12% 第2位:住居費が安い 差分11% 第3位:防災対策がしっかりしている 差分7% 第4位:徒歩や自転車の移動が快適だ 差分6% 第5位:犯罪が少ない 差分6%出典:リクルート住まいカンパニー「住みたい街ランキング(首都圏)2019」

TOPIC4 テレワークの浸透によって変わる郊外

テレワークをきっかけに郊外へ引っ越しをした事例

趣味のサーフィンを満喫する湘南ライフ

取材協力:株式会社ブルースタジオ

海の近くでのゆったりとした暮らしに憧れていた都会育ちのIさん。東京にある会社がテレワークを導入したことをきっかけに湘南への引っ越しを決意。平日朝からサーフィンを満喫したり、家の裏の畑でハーブを育てたり趣味を満喫している

より良い子育て環境をもとめて北杜市へ

正社員として働き続けられることを条件に移住を決意し、ご夫婦ともにフルテレワークができるIT系の会社に転職。奥様は時短勤務からフルタイムに変更できたため給料アップ。広々とした家に自然環境がたくさんの理想の暮らしを実現

テレワークが進むことで郊外のベットタウンが働ける街へ

郊外の子育てママの再就職も進む

~流山市サテライトオフィス/Trist~

提供:株式会社新閃力

テレワーカー向け教育プログラムや都内企業の採用説明会を開催し、ママの雇用を創出。通勤時間で一度は仕事をあきらめた方々がテレワークを前提とした働き方で17社50名以上の再就職を実現

在宅ワークで障がい者雇用も進む

~テレワーク型雇用サービス/エンカク~

提供:株式会社D&I

全障がい者約1000万人のうち雇用者数は50万人と、障がい者雇用目標に届いていない企業も多い。通勤が困難なこともその理由の1つであり、在宅ワークが注目されている。企業の在宅ワーク雇用をサポートする専門会社も登場

自然豊かな環境で働く

~ネスティングパーク黒川~

提供:小田急電鉄株式会社

郊外の駅前に「焚き火ができるコワーキングスペース」が誕生。駅前なのに芝生広場や焚き火台、BBQができるスペースもある。地元の子育てママやリタイアしたシニア、フリーランスなどが対象

TOPIC5 テレワーク導入による生活満足度の変化

テレワーク実施前の生活満足度が「6.2」に対し
テレワークをきっかけに引っ越しと自宅整備を実施した人の生活満足度は「7.2」

Before 会社から家まで20min After 会社から家まで50min 生活満足度6.2から7.2 生活満足度が16%UP出典:リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態調査」

テレワークのメリットとしては「通勤時間の減少」や「ストレスの軽減」を挙げる人が多い。
一方で、引っ越しを実施した人は、より「子供/家族との時間」 「趣味に費やす時間」等に価値を感じる傾向

Qテレワークを実施して「良かった」と感じる点は何ですか?

テレワーク実施者全体での上位項目 第1位:通勤時間が減った 45% 第2位:ストレスが減った 22% 第3位:仕事のアウトプットの質/能率が向上した 21% 第4位:子供/家族との時間が増えた 21% 第5位:体調が良くなった 20%
引っ越し実施者上位項目 第1位:通勤時間が減った 31% 第2位:子供/家族との時間が増えた 30% 第3位:趣味に費やす時間が増えた/能率が向上した 26% 第4位:子供/体調が良くなった 26% 第5位:仕事のアウトプットの質/能率が向上した 26%
出典:リクルート住まいカンパニー「テレワーク×住まいの意識・実態調査」
  • 調査元:リクルート住まいカンパニー
  • 調査名:「テレワーク×住まいの意識・実態調査」2019年
  • 調査対象:
    • スクリーニング調査
      • 性年代:20歳-64歳のクエストリサーチモニタの男女
      • 地域(在住都道府県):東京都+関東6県+山梨県+長野県
    • 本調査
      1. 1.
        職業が会社員/公務員/パート・アルバイト/自由業/フリーランス/自営業のいずれか
        • 本ページに掲載の調査結果のグラフに関しては「会社員・公務員」の絞った結果を掲載
      2. 2.
        関東圏内の企業に勤務
      3. 3.
        全仕事時間の内、テレワーク(リモートワーク)にて実施される割合が10%以上
      4. 4.
        通勤時間が300分未満
  • 調査地域:東京・関東6県(千葉/埼玉/神奈川/群馬/茨城/栃木)・山梨・長野
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • 調査時期:
    • スクリーニング調査:2019年11月22日~11月25日
    • 本調査:2019年11月23日~11月25日
  • 有効回答数:
    • スクリーニング調査:30,093サンプル
    • 本調査:1,098サンプル