JUMP 1 AWARD受賞対談JUMP 1 AWARD受賞対談

JUMP 1 AWARD受賞対談JUMP 1 AWARD受賞対談

社員全員から新規事業の案件を募集し、事業化の可能性について競い合う新規事業コンテスト「JUMP 1 AWARD(通称:J1)」。入社1年目にして空き駐車場のシェアリングサービスというアイデアでエントリーし、銀賞に輝いた2人と、事業立ち上げ当時の2人の上長に話を聞いた。

PROFILE

  • 菅原慎吾

    事業開発室
    シニアプロジェクトリーダー

    マネジャーとして空き駐車場シェアリングサービスの事業立ち上げに携わる。

    菅原慎吾2008年度入社

  • 根目沢俊樹

    事業開発室

    営業部と企画統括室を経験する中、伊藤とJ1にエントリー。事業化に向けて事業開発室に異動、事業計画や業務設計を担当。

    根目沢俊樹2015年度入社

  • 伊藤千央

    事業開発室

    1年目の時、J1にて同期の根目沢とエントリーした空き駐車場シェアリングサービスが銀賞を受賞。賃貸営業部から事業開発室に異動しプロジェクトリーダーを務める。

    伊藤千央2015年度入社

(※取材当時の所属組織です)

ー 伊藤さん、根目沢さんのお二人は、もともと新規事業に興味をお持ちだったのですか?

    • 伊藤

    伊藤

    「はい、もともと興味を持っていました。今回はチャンスだと思って。いくつか考えていたうちの一つが空き駐車場のシェアリングサービスでした」

    • 根目沢

    根目沢

    「僕も興味はありました。そんな中、伊藤と『何かやりたいね』とざっくばらんに話をする中で起案をするに至りました」

ー 一般的に、新規事業開発においては年次が高い、経験豊富な人が取り組むことが多いようですが。

    • 菅原

    菅原

    「そうですね。ただ、2年目にしてこうやって事業開発に携わっている伊藤や根目沢の例に見るように、リクルート住まいカンパニーには年次を問わず活躍ができる風土があります。とはいえ、一定のスキルがないとバリューは発揮しにくいのではないかと思います。例えば、業界への知見、プロダクトや集客に関する知見とスキル、経理や法務における業務経験といったものですね。そして課題を解決する思考、これがないと厳しいと思います」

一般的に、新規事業開発においては年次が高い、経験豊富な人が取り組むことが多いようですが。一般的に、新規事業開発においては年次が高い、経験豊富な人が取り組むことが多いようですが。

ー 伊藤さん、根目沢さんについては、どうでしたか。

    • 菅原

    「2人とも事業開発に異動する前の1年目のときに一定の結果を出しており、それぞれの強みを活かしてプロジェクト推進に寄与してくれています。お互いに補完し合って、業務の質として2年目とは思えないほどのパフォーマンスを発揮してくれています」

    • 伊藤

    「ありがとうございます!営業時代の経験は、サービス設計や営業推進で大変役に立ちました。前者では、クライアント様がどう感じて、どう考えるのかが営業経験から感覚としてわかることができたので、プロダクト開発や営業設計の際に適切な事業判断を行えたと思っています。また、営業推進に関しても、ご協力いただいている営業の皆さんにどう接続したら負担がないか、動きやすいかというのを自身の経験ベースで意識できたため、スピード感をもって進められました」

    • 根目沢

    「僕の場合は、企画統括室時代に培った『数字の裏側を見に行く』姿勢を今のプロジェクトでも意識しています。綺麗な計画値を作ったり、出てきた数字を数字として単に捉えるのではなく、調査やヒアリング、時には自分でも営業をしながら『なぜその数字が成り立つのか/発生したのか』にこだわって打ち手を考えるようにしていました」

    • 伊藤

    「1年目で培った知見があったからこそ、プロジェクトを進めるスピード感、仕事の質は全然違うものになっていると思いますね」

    • 菅原

    「知見やスキルだけでなく、寝ても覚めても事業のことを考えてしまうような情熱が大事だと思います。この2人からはその想いも強く感じました」

    • 伊藤

    「飲みに行ってもずっと駐車場のことばかり話していましたね(笑)。もうやめたいとか、諦めようとか思ったことは一度もなかったです。常にサービスのことを考えていましたし、競合サービスを何度も何度も使ってみたりしました。『仕事』という感覚すら持っていなかったかもしれません」

    • 根目沢

    「僕も同じです。『仕事』という感覚はなかったですね。でもこれは僕たちだけの話ではないのかなと。リクルート住まいカンパニーはそういった方が多いと感じています。『もっと、社会を、事業を、お客様を、良くするためにはどうすればよいか』を日頃から考えている方がたくさんいます」

ー リクルート住まいカンパニーの事業開発に対する雰囲気を教えてください。

    • 根目沢

    「『何か新しいものを作り出そう』というのは個人として皆が共通して持っていると思います。お客様とのやりとりの中や、日常生活の困りごとから着想を得て、『それに気づいた人が動く』というのが当たり前になっているように感じます」

    • 伊藤

    「組織全体として、新しいことをやっていこうという意識が強い気がします。去年営業部にいた時も、多くの先輩がJ1に応募していたり、リクルートホールディングスが毎月『New RING -Recruit Ventures-』という新規事業提案制度を開催しているのですが、そこにリクルート住まいカンパニーとリクルートマーケティングパートナーズの人が組んで応募したりしていました」

    • 菅原

    「リクルート住まいカンパニーにはJ1という新規事業コンテストがあり、毎回数十の事業案が出てきます。今年(2016年)はコンテストの回数を増やしたり、事業開発室からアイデアの壁打ちなどのサポートを行うなど、新規事業を生み出そうという風土は強いと思います。上長とメンバーの関係もフラットで、純粋にどうやって事業を良くするかということをいつも話しています」

リクルート住まいカンパニーの事業開発に対する雰囲気を教えてください。リクルート住まいカンパニーの事業開発に対する雰囲気を教えてください。

ー お二人は何がご自身の成長につながったと思われますか。

    • 根目沢

    「常に自分で意思決定することを奨励する環境だと思います。菅原さんも、先ずは僕たちの意思を問うようにしてくれていました。こうしたいと言って初めて、『俺が持っている知見はこうだけど、ここはもっと突き詰めるべきなんじゃないか』といったアドバイスをいただける。上長や先輩はそういった姿勢の方が多く、『一定ラインを超えなければ何をしてもいい』と言われていたくらいです」

    • 菅原

    「プロジェクトがフェアウェイラインにいるかを重視していました。事業開発室には自ら手を挙げてきている人が多いということもあり、予算や戦略の方向性などを外さない限りは基本的には任せることが大事だと思います」

    • 伊藤

    「経験のない僕らに事業開発を任せるなんて、心配でしょうがないと思うんですよね。でも、敢えて任せてくれていたからこそ、のびのびと頑張れました。事業開発の仕事は、誰もやったことがないことがほとんどなので、正解がないと思うんです。その中で、常に自分の意思決定をとても大事にしていただき、進めることができたのが一番成長につながったと思います」

ー 実際に事業化に着手してみていかがでしたか。

    • 伊藤

    「なぜこんなに、と思うくらい想定外なことだらけでした。まだ誰もやったことのないことなので当然なのですが、ちょっとした検討ミスで営業から他の内部関係者、そして外部パートナーまで100人近くに影響が出る。本当に大変でした」

    • 菅原

    「戦略の変更を決めたときは本当に大変だったよね。ただ、変える決断したのは、結果的に良かったと思っています」

    • 根目沢

    「僕の場合は、細部へのこだわりの重要性をひしひしと感じました。例えば、これで大体伝わるだろうと思っていた営業資料が、お客様に全く伝わらない時がありました。でも、文言を一言変えるだけで、相手にすごく響いて。全体の筋が良くても、細部をきっちり設計しないとワークしない。今ないものを世の中に出していくからこそ、細部までいかにこだわりを持って突き詰められるかが大事だと感じました」

    • 菅原

    「どんな仕事もそうだけど、今はないものを世の中に提供して価値を感じていただくのはうれしいよね。0から始めて1にする、そして今度は1を10にしていく。このプロセスはなかなか経験できないことです」

    • 伊藤

    「0を1にすることで、人の役に立つことができるという実感がありますね。自分の意思決定がプロジェクトを作り、それが人のためにもなる。チームとしてその目標に邁進できていること、それが今のモチベーションの源泉です」

    • 菅原

    「新規事業のすべてが上手くいくわけではありません。『これが絶対に世の中のためになるし、事業としても大きくなる』ということをいかに信じられるかが大事です。この2人には『絶対にうまくいく』という思いが強くありました。そして、現状に甘んじることなく常により良いものを追い求めていました」

ー 仕事を通じて挑戦していきたいことは?

    • 伊藤

    「リクルート住まいカンパニーで、『SUUMO』以外の大きな事業の柱を作りたいと考えています。いいサービスがあれば、会社の魅力度も上がり、より優秀な人が入ってくる。そうすれば、またいいサービスが創出され・・・というように好循環が生まれるので、ぜひチャレンジしていきたいと思っています」

    • 菅原

    「事業目線から考えてもそれを目指してほしいと思います。僕は今回のサービスも、その大きな柱の一つになることを期待しています」

    • 伊藤

    「このサービスが普及していくと駐車場以外にも車に関わる様々な情報が蓄積されていきます。その情報をもとに、今回のサービスを起点としてさらに多くのサービスを作っていきたいと思っています」

    • 根目沢

    「僕は新規事業もやりたいのですが、もっと組織を良くしていきたいとも考えています。極端な話、新しい事業の柱ができても、いつかはまた新しい事業が必要になると思います。だからこそ、新しい事業、ないしは事業がアップデートし続けるシステムを組織内につくり、そのシステムを活用してパフォーマンスする人を生み出していけるようにしていきたいと考えています」

仕事を通じて挑戦していきたいことは?仕事を通じて挑戦していきたいことは?

ー 新規事業に興味がある人に向けて、メッセージをお願いします。

    • 根目沢

    「自分の『違和感』を大事にするとよいと思います。当たり前のように思えることでも、日常生活の中に『本当かな?』『実はおかしいのでは?』と思っていることがあるはずです。その違和感を『まぁいいや』で放置せず、あるべき姿を突き詰めて考えることが、新しい事業を考えたり、事業を進める中でのヒントに繋がるのではないかと思います」

    • 菅原

    「違和感というのはまさにそうだね。住まいカンパニーは『未来にある普通のものを創り出す』という考え方を大事にしています。最近流行している車や住宅のシェアリングサービスも違和感、つまり解決すべき課題があって『こうだったらもっと良い世界になるはずだ』という考えから生まれています。『未来にあるアタリマエを作る』ための一歩が、違和感だと思います」

    • 伊藤

    「僕は『新規事業を作る』ではなく『ある課題を自分が解決する』という考え方をするといいと思います。そうなると細かいことも気づけるようになる。好きなことなら、四六時中そのことをひたすら考えて、細かいことでもすごく気づけるようになりますよね。どんなときもずっとずっと細かいことまで考えていると、違和感や解決策に気づくんです。何を解決したいのか、何がしたいのか。そう考えるきっかけを、ぜひつかんでください」

ー ありがとうございました。

ありがとうございました。ありがとうございました。

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